クエン酸・重曹で炊飯器の汚れやニオイを取る
キッチン
炊飯器の内釜や内フタは炊飯をするたびに洗っていても、炊飯器の本体や殺菌・ニオイ取りの掃除まではやっている方は少ないと思います。
じつは、炊飯器の中は高温の水蒸気がこもって湿度が高くなりやすく、この蒸気のせいで内釜以外もかなり汚れてしまいます。
汚れる原因として、炊飯するときにお米のでんぷん質が蒸気と混じって炊飯器の上フタや通気口に付着してしまうからです。
この汚れを放置したままにしておくと、でんぷん質がエサとなって雑菌が繁殖し、嫌なニオイの原因になってしまいます。
このような汚れやニオイを防ぐためにも定期的に炊飯器全体を掃除して、内側だけではなく、外側もしっかりとキレイしましょう!
炊飯器のニオイを取る方法(クエン酸)
クエン酸は、殺菌効果が高いため、カビを退治してくれます。
(クエン酸は食品にも使われる物質なので、安心して使うことができます♪)
<用意するもの>
- クエン酸(約大さじ1)
(★クエン酸の他に、レモン(スライス1枚分)でも代用可能です。) - 水
<クエン酸で炊飯器の嫌なニオイを取る方法>
- 内釜にクエン酸20g(約大さじ1)と水を7分から8分目までを入れます。
※ニオイが強いと感じる場合は水ではなくぬるま湯で行ってください。 - そのまま白米メニューで炊飯(早炊き)ボタンを押します。炊飯が終わったら、保温を切って熱を冷まします。
- 炊飯器の熱が冷めたのを確認したら、内釜、内蓋、蒸気キャップなどを外します。
- 外したパーツ類は食器用洗剤で丁寧に洗います。
洗い終わったら、本体、パーツ類は風通しの良い場所でしっかり乾燥させます。
炊飯器のニオイを取る方法(重曹)
重曹は弱アルカリ性のため、酸性の汚れやニオイを中和してくれる効果があります。
炊き込みご飯や、炊飯器でお肉調理をした後などに効果的です。
<用意するもの>
- 重曹(約大さじ1)
- 水
<重曹で炊飯器の嫌なニオイを取る方法>
- 内釜に水(白米炊飯1〜2合のラインまで)と、重曹(約大さじ1)入れてよく溶かします。
- そのまま白米メニューで炊飯(早炊き)ボタンを押します。炊飯が終わったら、保温を切って熱を冷まします。
- 炊飯器の熱が冷めたのを確認したら、内釜、内蓋、蒸気キャップなどを外します。
- 外したパーツ類は食器用洗剤で丁寧に洗います。
洗い終わったら、本体、パーツ類は風通しの良い場所でしっかり乾燥させます。
<重曹水で炊飯器の周りを掃除する>
重曹水を作り、布巾などを濡らして固く絞ります。
濡らした布巾で炊飯器の外側や取り外せないパーツの汚れを拭き取ります。
最後に、乾いた布巾やキッチンペーパーで水分を拭き取ってください。
★炊飯器の早炊き掃除は、1習慣に1度くらいの目安で行うことをオススメします。